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予防接種「子宮頸がん」ワクチンの定期接種

記事ID:0003549 更新日:2022年4月1日更新 印刷ページ表示

予防接種「子宮頸がん」ワクチンの定期接種について

 子宮頸がん予防ワクチンについては、平成25年4月1日より定期予防接種として実施を開始しました。しかし、ワクチン接種による重篤な副反応が報告されたため、厚生労働省の勧告に基づき、同年6月から積極的な接種勧奨を差し控えていました。

 この勧告について、最新の知見を踏まえ、改めてワクチンの安全性に特段の懸念が認められず、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたため、廃止されることとなりました。

 下記に厚生労働省が作成したリーフレットやホームページへのリンクを掲載しています。子宮頸がんやワクチンについて分かりやすい内容となっていますので、ご家族等でよくお読みいただき、接種による有効性や副反応等のリスクを十分にご理解いただいた上で、ワクチンを接種していただきますようお願いします。

厚生労働省のホームページはこちら<外部リンク>

定期予防接種のページはこちら

 

子宮頸がんについて

 子宮頸がんは、女性の子宮の入り部分(子宮頸部)にできる「がん」で、年間11,000人近くの人がかかっています。これは、一生のうち70人に一人ががんになる計算です。このうち、年間2,900人以上の人が亡くなっています。また、患者は20代から増え始め、30代で子宮を失ってしまう人が1年間に約1,000人います。 

 この子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因で起こるがんです。ヒトパピローマウイルス(HPV)には、100種類以上のタイプ(型)があり、そのうち、子宮頸がんの発生に関わるタイプは「高リスク型HPV」とよばれています。このウイルスには、主に性行為によって感染するため、女性の多くが生涯に一度は感染するといわれています。感染しても多くは自然に排出されますが、排出されず持続感染した場合、前がん病変を経て、子宮頸がんになる場合があります。また、感染は何度も起こりえます。

 

子宮頸がんワクチンと接種について

 子宮頸がんの原因となる前がん病変を起こすヒトパピローマウイルスは、HPV16型とHPV18型が50%から70%と多くを占めます。子宮頸がん予防ワクチンは、この2つのHPV型への感染を予防することができるため、ワクチンの接種により50%から70%の子宮頸がんを防ぐことができるとされています。

 ただし、HPVワクチンを接種した多くの方に、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。 また、まれに重い症状(重いアレルギー症状、神経系の症状)が起こることがあります。

 厚生労働省が作成したリーフレットに詳しい情報を記載しておりますので、ワクチンの有効性や副反応等のリスクについて、十分にご理解いただき、不安な点がある場合は接種医もしくは下記の相談窓口へお問い合わせください。

 

子宮頸がんワクチン相談窓口が開設されています

厚生労働省

 厚生労働省は「子宮頸がん(HPV)ワクチン相談窓口」を設置し、平成26年11月1日から運営を開始しています。詳細は、以下のリンク先にてご確認ください。

HPVワクチン電話相談窓口についてはこちらをクリックください。(厚生労働省ホームページ) <外部リンク>

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