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「オオキンケイギク」などの駆除にご協力ください!
特定外来生物を見つけた場合、原則では、環境課まで情報提供をお願いしていますが、「オオキンケイギク、アレチウリ」は、駆除への協力をお願いしています。
いずれも、目につきやすく、防除の方法が確立されていること、安全に防除することができることから、福岡県全体で呼びかけています。
そのほかの特定外来生物の対応については、以下のページに詳細を掲載しています。
「特定外来生物などの外来種について知っていただきたいこと」のページにリンクしています。
オオキンケイギク、アレチウリはどうやって見分けるの?
オオキンケイギク、アレチウリの特徴は、主に以下のようなものがあります。
オオキンケイギクの特徴
- 花はコスモスに似た形状で直径5センチメートルから7センチメートル程度の頭状花(茎の先端に1つの花を付ける)
- 花びら(舌状花)の色は黄橙色で、花の中央部(管状花)も同じ色をしている。
- 花びらの先端には不規則に4から5つのぎざぎざがある。
- コスモスとは開花時期が異なっている。
アレチウリの特徴
- ウリ科植物特有の巻ヒゲがある。
- ハート形の五角形の大型の葉がツルから1本づつ伸びる。
- 葉身より葉の柄は短く、茎には互い違いにつく。
九州地方環境事務所が作成しているリーフレットでは、それぞれの特徴、防除の方法について、イラストで紹介しています。(クリックで拡大できます)
駆除の際に注意してほしいこと
- 似た植物にご注意を!
いずれの植物も、類似したものが存在します。その中には、在来種はもちろん、希少な生きものである可能性のあるものもいます。
それらを見分けずにすべて駆除してしまうことは、生態系へ影響を与えてしまうことになります。せっかく生態系を守るために駆除をしたのに、結果的にそれを乱してしまうのは悲しいことです。オオキンケイギクかな?と思ったら、まずは特徴を確認しましょう! - 確実に処分しましょう!
種子が落ちると、土の中で何年も生き残ります。根本から株ごと引き抜いたら、袋に入れて密封して、枯らしてください。完全に枯れたあとは、燃えるごみとして処分してください。
処分が適正に行われないと、運ばれた先で再び根をはり、生息域を増やしてしまうことになります。
地域活動で駆除を行うには
オオキンケイギクなどは、河原や道端に生えていることが多く、地域で清掃を行うときに一斉に駆除したいという場合があります。
その場合は、以下の順番で駆除を行うことで、法律に違反することなく活動することができます。
- チラシなどで活動を行うことをお知らせする。
いつ、どこで、誰が行うのかを事前に告知してください。チラシを地域の回覧板や掲示板に入れることで周知ができます。このとき、環境課にもその旨をおしらせください。 - お知らせした期日に駆除を実施する。
- ごみ処理施設に運搬する。
大量に駆除したときは、ごみ袋に入れて枯らすのは大変です。この方法で駆除を行った場合は、処分するためであれば生きたまま(引き抜いてすぐに)運ぶことができます。
こぼれ落ちないように注意し、ごみの焼却施設へ持ち込みましょう。
駆除に関する詳細は
九州地方環境事務所のホームページに詳細な内容が掲載されています。詳細についてはそちらをご覧ください。
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