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インターネット通販トラブル 代引き配達で偽物が!
消費生活センターには、インターネット通販における「偽物」に関する相談が多数寄せられ、そのうち「代金引換サービス」(以下、代引き配達)の利用によるトラブルが増加しています。
消費者トラブル防止のために、「インターネット通販の偽物」に関する相談のうち、代引き配達に関する相談事例を紹介します。
相談事例
- SNS上の広告をきっかけに大幅に値引きされたブランド品を注文したところ、偽物が届いた。
- SNS上の広告をきっかけに大手百貨店をかたった偽通販サイトに注文してしまった。
- 大手通販サイトに出店している販売業者に、クレジットカード払いで注文したはずが代引き配達で偽物が届いた。
消費者へのアドバイス
- 偽物が届く通販サイトの特徴を知って、少しでも怪しいと感じたら取引しないようにしましょう。
- 「代引き配達」で宅配業者等に代金を支払って商品を受け取ってしまうと、後で商品が偽物だとわかっても宅配業者からの返金は困難です。
- 不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、すぐに消費生活センター等へ相談しましょう。
「偽物」が届く通販サイトの特徴
- 販売価格が大幅に値引きされている。
- 通販サイトに記載されている日本語の字体、文章表現がおかしい。
- 販売業者の名称(会社名)、住所、電話番号などの情報が通販サイトに表示されていない。表示されていても虚偽だったり、無関係の情報である。
- 通販サイトで支払い方法が「代引き配達」しか選択できない。
- クレジットカード決済で注文したにもかかわらず、「代引き配達」に一方的に変更される。 など
【参考】