前畑遺跡 国史跡指定記念古代史トークセッション

令和7年11月3日（月曜日・祝日）　開催

「国史跡指定記念 古代史トークセッションin筑紫野
　　歴史探鼎談（れきしたんていだん）
　　　～朝まで語りたい前畑遺跡～」

　令和7年3月10日に前畑遺跡が国史跡に指定されたことを記念し、日本を代表する古代史・考古学の先生をお招きし、特別講演会を開催します。

　前畑遺跡の土塁状遺構が大宰府周辺の古代史の認識をどのように変えたのか。この遺跡がどのような価値を持っているのか。第一線の研究者による楽しく、熱いスペシャルクロストークも行います。ぜひご期待ください。

■調査報告　小鹿野亮（筑紫野市歴史博物館長）
　　　　　　「前畑遺跡の土塁状遺構」

■特別講演　亀田修一（岡山理科大学名誉教授）
　　　　　　「東アジアのなかの前畑遺跡」

■特別講演　佐藤信　（東京大学名誉教授）
　　　　　　「古代大宰府と前畑遺跡」

■講師3人によるスペシャルクロストーク（鼎談）

前畑遺跡とは

　筑紫野市大字筑紫・若江で発見された土塁状遺構は、丘の上に500ｍ以上にもわたって造られていた古代の土木構造物で、古代大宰府の外郭線を構成していました。

　これまでに見つかっていた大宰府周辺の古代遺跡を単体ではなく、相互に関連づけて考えるきっかけとなった重要遺跡であることから、令和7年3月10日に国史跡となりました。

前畑遺跡の概要については、下記をご覧ください。

・前畑遺跡が国史跡に指定されました - 筑紫野市ホームページ

・祝！前畑遺跡国史跡指定（広報ちくしの令和7年6月号ページ8からページ9） [PDFファイル／919KB]

・文化審議会の答申（史跡名勝天然記念物の指定等） | 文化庁＜外部リンク＞

・史跡の指定について - 福岡県庁ホームページ＜外部リンク＞

※個人の土地が含まれるため、現在は現地の公開、案内を行っていません。

市歴史博物館で絶賛公開中
　国史跡指定記念ロビー展「前畑遺跡 土塁状遺構の価値」

　古代の大宰府に深く関わる土塁状遺構の価値や、多様で高度な古代の土木技術などを紹介する写真パネル展示を博物館のロビーで行っています。

　会期　　　令和7年12月14日（日曜日）まで（開催中）

　場所　　　筑紫野市歴史博物館北側ロビー

　開館時間　9時から17時まで（入館は16時30分まで）

　休館日　　月曜日（祝日の場合は開館、翌平日休館）

　入館無料