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セアカゴケグモに注意してください

記事ID:0003222 更新日:2024年8月15日更新 印刷ページ表示

筑紫野市でセアカゴケグモが発見されました

 特定外来生物に指定されている「セアカゴケグモ」が、令和3年度に初めて市内で確認されて以降も発見されており、令和6年7月に生涯学習センター敷地内、8月に隈公園内において発見されています。近隣の市町でも発見された事例があり、今後も侵入の可能性があるため、引き続き注意をお願いします。
 発見した時は、慌てず決して素手で触らないようにし、市販の殺虫剤をかけるか、踏みつぶして駆除してください。その後、筑紫野市環境課または筑紫保健福祉環境事務所地域環境課にご連絡ください。

連絡先

筑紫野市環境課 092-923-1111

筑紫保健福祉環境事務所地域環境課 092-513-5611 

セアカゴケグモとは?

 「特定外来生物」に指定されている毒をもつクモです。福岡県では平成19年に福岡市内で初めて発見され、その後においても、継続的に発見されています。また、令和5年7月には、北九州市若松区にて児童がセアカゴケグモ(疑い)に咬まれる事故が発生しております。

 セアカゴケグモは、基本的に攻撃的ではありませんが、素手で触ったり、巣に触れたりすると咬まれることがありますので、注意してください。

 同じゴケグモ類で、セアカゴケグモと同様に毒をもつハイイロゴケグモについても、県内で発見されていますので注意が必要です。

注意のポイント

  • 日当たりのいい場所を好み、家の周辺や、公園のベンチの裏などで確認されています。外で遊ぶ際などは狭い場所に注意しましょう。
  • 長く外に置いていた靴や帽子などに隠れている場合もあります。特にベランダに置いていた靴を履く場合は、中を十分に確認しましょう。
  • 野外で作業をするときなどは、長袖、長ズボン、手袋などを着用するようにしましょう。

咬まれたときには

 咬まれたときは、針で刺されたような痛みを感じます。その後、咬まれた部分の周りが腫れて赤くなることがあります。悪化すると痛み、発汗、発熱、発しんなどが現れることがありますので、その際は温水や石けん水で傷口を洗い、医療機関を受診してください。より適切な治療のため、できるだけ殺虫剤などで殺したクモをお持ちください。 

生息場所

(1)住宅の周囲(南側の日当たりの良い場所)

  • グレーチング(格子状の側溝のふた)の裏
  • 雨水マスや敷地と道路の段差をなくす鉄板の裏
  • 植木鉢、プランターの持ち手や裏
  • 使っていない自転車
  • 自動車のタイヤ周りやバンパーの裏
  • 外に置いているサンダル

(2)その他の場所(公園など)

  • すべり台のスロープの裏や階段部分
  • 跳び箱として利用されているタイヤの内側 
  • ベンチの裏
  • 低木の下
  • よう壁に設けられた排水孔
  • 自販機の裏

駆除方法

 発見した場合は決して素手で触れず、市販の家庭用殺虫剤で駆除するか、踏みつぶしてください。

セアカゴケグモの見分け方

セアカゴケグモ

 メスの体長は、約0.7センチメートルから1センチメートルで全体が黒色で腹部の背面と腹面に赤色の模様があります。オスの体長は、0.4センチメートルから0.5センチメートルで腹部の背面は灰白色をしています。毒を有するのはメスのみであり、オスは無害です。

ハイイロゴケグモの見分け方

ハイイロゴケグモ
 メスの体長は約1センチメートルでオスの体長は0.4センチメートルから0.5センチメートル、腹部の背面は灰色から黒色で斑紋を持つが模様はさまざまで腹部の腹面に砂時計形の赤色の斑紋があります。

詳しくは下記リンク先をご覧ください

 福岡県庁ホームページ「特定外来生物「セアカゴケグモ」に注意してください。」<外部リンク>

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