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太陽光発電設備が震災の被害を受けた場合の対処について

記事ID:0001905 更新日:2021年4月1日更新 印刷ページ表示

 住宅などに設置されていた太陽電池パネルが震災で破壊され、家屋などのがれきと共に堆積しているような場合でも、太陽電池パネルに太陽の光が当たっている時は、発電している場合があり、素手で触れると感電する可能性があります。
 パネルには触らず、販売・施工事業者に連絡し、適切な処置を依頼してください。
 販売・施工事業者と相談の上、対処する際は、二次災害を防ぐため以下のことに注意してください。

1.「震災で倒壊の危険のある家屋に設置された太陽光発電システム」
取り扱い上の注意点

 太陽光発電システムは、商用電力系統が停電すれば自動的にシステムの運転を停止しますが、停電が復旧し日射があれば自動的に運転を再開します。
 倒壊の危険のある家屋は、機器や配線の損傷により漏電する可能性がありますので、必ず分電盤の遮断機を切り、パワーコンディショナの運転ボタンを停止にしてください。
 その後、販売・施工業者に連絡し、適切な処置を依頼してください。

2.「家屋と共に倒壊した太陽光発電システム」取り扱い上の注意点

 太陽電池パネルや、屋内外に設置されていたパワーコンディショナ、接続箱が破壊された場合、素手などで触れると感電する恐れがあるだけでなく、太陽電池パネルに配線でつながっている接続箱やパワーコンディショナからの漏電により、感電や火災の危険があります。
 対処の際は、以下の事項に注意して作業を行ってください。

被害への対処における注意事項

  1. 救助や復旧作業で壊れた太陽電池パネル、接続箱、パワーコンディショナに触れる場合は、感電の恐れがありますので、ゴム手袋などの絶縁性のある手袋をつけてください。
  2. 複数の太陽電池パネルがケーブルでつながっている場合は、配線のコネクタを抜くか、切断し、太陽電池パネルに光が当たらないよう、ブルーシートなどで覆いをするか、裏返しにしてください。
  3. 配線の切断面から銅線がむき出しにならないよう、ビニールテープなどを巻いて絶縁してください。
  4. 太陽電池パネルを廃棄場に運ぶ際には、念のため、ガラスを金づちなどで細かく破砕してください。
  5. 夜間や日没後の日射のない時は、太陽電池パネルはほとんど発電していませんが、日射のある時と同じように作業を行ってください。

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