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庭に木を植えてみませんか
住宅地の緑化について
筑紫野市は、市域の東西に森林や農地など豊かな緑が広がる一方で、住宅などが立ち並ぶ市街地は緑が少なくなっています。市街地にある緑は生活に潤いや安らぎを与えてくれるなど良好な居住環境づくりに貢献するものです。
緑豊かなまちにするため、四季を感じられる花や樹木をご自宅の庭に植えて、“みどり”を楽しむライフスタイルをはじめてみませんか。庭木におすすめな樹木の種類と特徴などを下記の別表(庭木に適している樹木の種類(参考)) にまとめていますので種類の選定にお役立てください。
庭に木を植えてみませんか(チラシ) [PDFファイル/2.99MB]
「筑紫野市緑化の推進等に関する条例」について
緑化の推進・緑地の保全に必要な事項を定め、もって良好な都市環境を形成することを目的とした条例を制定しました。
この条例の中には、市の責務とともに、市民の皆さんや事業者の協力についても定めがありますので、緑化の推進へのご協力をお願いします。
筑紫野市緑化の推進等に関する条例 [PDFファイル/77KB]
庭木に適した樹木
樹木には葉の形、大きさ、成長速度などそれぞれ特徴があります。ご自身の目的やイメージ、手入れのしやすさなどから選定することがおすすめです。
景観や目的、好みに応じて数種類の樹木を植えてみるのも景色に変化がついて魅力的になります。
庭木に適している樹木の特徴は次の5つがあります。
(1)丈夫で育成しやすい樹木。
(2)手入れが少ない樹木。
(3)刈り込みに耐えて、芽が出る力の強い樹木。
(4)病害虫の被害が少ない樹木。
(5)花が咲いて楽しませてくれて季節感を感じられる樹木。
庭木に適した品種の一部を紹介します。
別表 (庭木に適している樹木の種類(参考))[PDFファイル/82KB]
庭木の写真
庭木のお手入れ方法
剪定時期(樹木の種類によって違うので注意が必要です)
樹木は日々成長します。好みの大きさにするために葉の剪定を行います。また、混み合った枝葉は風通しが悪くなり病害虫の被害にあいやすくなります。適度に(年に1から2回)剪定を行いましょう。
樹木の種別による剪定時期の参考例
常緑樹(例 スギ、ヒノキ、ツツジ、キンモクセイ、ツバキなど) 6月と10月ごろ
落葉樹(例 梅、サクラ、ハナミズキ、ライラック、イロハモミジなど) 11月から3月の落葉時期
消毒のタイミング
病気や虫を見つけた場合、適正に管理を行ってください。上記の別表(庭木に適している樹木の種類(参考))に各樹木につきやすい虫、またはかかりやすい病気の例を掲載していますので参考にしてください。あまりにひどい場合は、枝落としが必要です。
水やりの方法(樹木の種類によって違うので注意が必要です)
水やりの方法は、植えた直後は2カ月間、たっぷり水やりをしましょう。夏場は1日2回約10リットル程度、冬場は1週間に2回程度水やりを行ってください。樹木の成長に合わせて、水の量を減らしていきます。水やりは、回数を少なく、一度にたっぷりと行ってください。水のやりすぎは根腐れの原因にもなりますのでご注意ください。
夏場の水やりは朝の涼しいうちと夕方以降の2回。日中の水やりは根腐れの原因となるので避けましょう。
冬場は、夏場とは逆に日中昼間の暖かくなってから行ってください。土が乾燥をしないように水やりをします。冬は夕方に水やりをすると夜の冷え込みで水が凍り、根を痛めます。
春・秋の季節は植物にとって過ごしやすく負担の少ない季節です。晴天が続くようでしたら1から2日おきに水やりを行います。
植栽して1年から2年がたち、木が完全に根付いたら、土の様子を見ながら乾燥がひどいときに水やりをしてください。
最後に
樹木は定期的にメンテナンスが必要となりますが、手入れをした分、木に愛着もわきます。
庭木に適した樹木を植えることで、素敵なお庭にしてみませんか。
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