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「まちづくりへの提案」コミュニティバスの利便性の向上を
回答内容や回答部署は、ご意見やご提案をいただいた時点のものです。制度などの変更により、現在の状況と内容が異なることがあります。
提案内容
運転免許をとうの昔に返納しております。家から買い物に行くのに一時間近くかけてバスを乗り継いでいます。
これからは待ち時間が40分になるそうです。これでは年寄りは買い物すら出来ず、暮らしていくことは困難です。市から近隣のスーパーなど行けるようバスや、割引タクシーを用意することは出来ないものでしょうか。
(令和6年3月受付)
移動するためにコミュニティバスの利便性の充実を希望します。バスについては高齢者の運転問題もあり、今あるものの利便性を上げるだけなのでそこまでハードルは高くないように思います。
(令和6年5月受付)
回答
ご提案いただき、ありがとうございます。
近年、鉄道やバスなどの公共交通利用者の減少に加え、コロナ禍による交通需要の減少も重なり、交通事業者の経営は悪化しており、赤字路線の廃止や運行本数の減少が発生するなど、地域公共交通を取り巻く環境は大変厳しい状況にあります。
このような状況を踏まえ、筑紫野市では地域の移動手段を確保するため、地域公共交通計画の策定し、持続可能で安全安心な公共交通体系の構築に向けて取り組んでいます。市としましては、高齢者など交通弱者の移動手段の確保、充実は課題ととらえており、デマンド交通などをはじめとする新たな地域公共交通システムを含めた移動手段を活用し、利用者のニーズに対応した地域公共交通網の形成をめざしていきます。
その後の対応
アンケートの結果や、まちづくり座談会での意見など、さまざまな要望を踏まえ、永岡と農業者トレーニングセンターに「つくし号」の新たなバス停設置を計画しています。また、2024年問題による運転手不足や運転免許証返納者などに対応するため、令和7年1月27日から山口地域にてAIデマンド交通「筑紫野のるーと」の実証運行を開始しました。