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熱中症に注意しましょう

記事ID:0003673 更新日:2022年7月29日更新 印刷ページ表示

「新しい生活様式」における熱中症予防行動

 新型コロナウイルスの出現に伴い、感染防止の三つの基本である 1.身体的距離の確保、2.マスクの着用、3.手洗いや、「3密(密集、密接、密閉)」を避けるなどの「新しい生活様式」が求められています。
 このような「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントは次のとおりです。

熱中症予防とコロナ感染防止(リーフレット) [PDFファイル/561KB]

熱中症予防とコロナ感染防止熱中症予防とコロナ感染防止2

「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント

(1) マスクの着用について

 マスクは飛沫の拡散予防に有効で、「新しい生活様式」でも一人ひとりの基本的な感染対策として着用をお願いしています。ただし、マスクを着用していない場合と比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることがあります。
 したがって、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2メートル以上)が確保できる場合には、マスクを外すようにしましょう。
 マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的に外して休憩することも必要です。
 外出時は暑い日や時間帯を避け、涼しい服装を心がけましょう。

(2) エアコンの使用について

 熱中症予防のためにはエアコンの活用が有効です。ただし、一般的な家庭用エアコンは、空気を循環させるだけで換気を行っていません。新型コロナウイルス対策のためには、冷房時でも窓開放や換気扇によって換気を行う必要があります。換気により室内温度が高くなりがちなので、換気後はエアコンの温度をこまめに再設定しましょう。

(3) 涼しい場所への移動について

 少しでも体調に異変を感じたら、すぐに涼しい場所に移動することが、熱中症予防に有効です。一方で、人数制限等により屋内の店舗等にすぐに入ることができない場合もあると思います。その際は、屋外でも日陰や風通しの良い場所に移動してください。

(4) 日頃の健康管理について

 「新しい生活様式」では、毎朝など、定時の体温測定、健康チェックをお願いしています。これらは、熱中症予防にも有効です。平熱を知っておくことで、発熱に早く気づくこともできます。日ごろからご自身の身体を知り、健康管理を充実させてください。また、体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養するようにしましょう。

熱中症は一人一人が正しい知識を持つことで防ぐことができます

 高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かないようになり、体内に熱がたまり、めまいや立ちくらみ、さらには吐き気や倦たい感などの症状が現れ、重症になると意識障害などが起こります。
 気温が高い、湿度が高いなどの環境条件と、体調がよくない、暑さにまだ慣れていないなど個人の体調による影響とが組み合わさることにより、熱中症の発生が高まります。
 屋外で活動している時だけでなく、就寝中など室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。

熱中症の症状は

  • めまい、たちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い
  • 頭痛、吐き気、おう吐、倦たい感、虚脱感
  • 重症になると 返事がおかしい、意識消失、けいれん、からだが熱い

従来からの熱中症予防行動のポイント

 熱中症の予防には、「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です。

こまめな水分補給

 のどの渇きを感じなくても、こまめに水分補給を積極的に行ってください。また、たくさん汗をかいたときにはスポーツドリンクなどで塩分の補給もしてください。

熱中症になりにくい室内環境

  • 扇風機やエアコン(設定温度28度以下、湿度60%以下)で温度を調節
  • 室温が上がりにくい環境づくり(遮光カーテン、すだれ、打ち水など)
  • 室温をこまめに確認
    暑さを感じなくても、室温や外気温を測定し、扇風機やエアコンを使って温度調整をするようにしましょう

外出時には

  • 日傘や帽子の着用
  • 日陰の利用、こまめな休憩
    天気の良い日は日中の外出をできるだけ控えましょう

からだの蓄熱を避けるために

  • 通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用してください
  • 保冷剤、氷、冷たいタオルなどでからだを冷やしてください

熱中症になったときの処置は

  • 涼しい場所へ避難させます
  • 衣服を脱がせ、体を冷やします
  • 水分・塩分を補給してください
  • 自力で水が飲めない、意識がないなど重症の場合はすぐに救急車を呼んでください

注意

  • 暑さの感じ方は、人によって異なります
  • 節電を意識するあまり、熱中症予防を忘れないようご注意ください
  • 子どもは体温の調節能力が十分に発達していないので、気を配る必要があります
  • 高齢者や障がい者は特に注意が必要です 

高齢者のための熱中症対策 [PDFファイル/893KB]     

高齢者のための熱中症対策高齢者のための熱中症対策2

障がいがある人の熱中症予防ポイント [PDFファイル/948KB]

 障がいをお持ちの方障がいをお持ちの方2

熱中症予防に関するリーフレット

熱中症に関する情報(外部リンク)

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