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市の木、市の花
市の木、市の花の制定にあたっては、市民参加のもとに制定するのが好ましいことから、昭和51年11月、12月に市民の方たちに公募を行いました。
その結果、市の木30点、市の花33点の応募があり、婦人会、総代会(現区長会)、小中学生代表者などの市民代表5人、学識経験者4人、市議会代表2人の計11人で「市木・市花制定選考委員会」を設置しました。
委員会は3回にわたって開催され、木の部では「椿」・「キンモクセイ」。花の部では「あじさい」・「つつじ」・「サルビア」が最終選考にのこりましたが、最終的に昭和52年3月3日の選考会で、市の木は「椿」。市の花は「サルビア」に決定されたものです。
当時の筑紫野市には「緑と太陽のまち」というキャッチフレーズがあり、「椿」は緑、「サルビア」は太陽と、そのキャッチフレーズにふさわしい市の木、市の花として選定されました。
市の木「椿」(昭和52年制定)
古事記や万葉集の歌に良く歌われている椿を、万葉の里・筑紫野のシンボルとして選定しました。豊かで艶やかに咲く花は筑紫野の活力を象徴しています。
市の花「サルビア」(昭和52年制定)
“強い輝き”という意味を持つサルビア。緑と太陽の街・筑紫野にふさわしい花といえます。象徴的な赤い色は、情熱や生命力を感じさせます。