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阿志岐山城跡(旧称 宮地岳古代山城跡)(国史跡)[阿志岐・山家]
阿志岐山城跡は、平成11(1999)年に民間の研究者によって発見されました。城は山頂部から阿志岐に向かって延びる尾根を利用して土塁を築き、山頂までの範囲を入れると総延長2.9キロメートル、面積では25.3ヘクタールの規模があると考えられます。
写真は土塁につながる三か所の水門のうちの一つ、第3水門で、城の東端にある谷をふさいだ最大の石塁(せきるい)です。幅約23メートル、高さ約3.7メートルあり、整形された花崗岩の巨石で8段程度組み上げられています。
※民有地のため、立入見学はできません。
第3水門
土塁下の列石