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御潮井取記念碑[原田]
この御潮井取記念碑は、花崗岩(かこうがん)製で高さは約1.2メートル、原田郵便局近くにあります。
天保(てんぽう)11(1840)年、原田地区の村の代表者5人が五十鈴川・二見浦・加茂川まで行き、各所で採ってきた潮井(砂)を宝珠川に納めたことを記念し、宝珠川沿いに「潮井取記念碑」として建立されたものです(原田地区では宝珠川のことを「シオイ川」とも呼んでいました)。
その後、何度か移動するうちに頂部に仏頭(ぶっとう)がつけられ、咳などの病気を治してくれる「コヅキ地蔵」として祭られるようになったようです。