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二日市地峡帯

記事ID:0001825 更新日:2020年11月30日更新 印刷ページ表示

 筑紫野市は、北部九州の内陸地、博多湾側の福岡平野と有明海側の筑後平野とを結ぶ回廊的な位置にあります。

 その地形的な制約は、歴史的にも影響を及ぼすこととなりました。

 大(だ)宰(ざい)府(ふ)政庁をはじめ水(みず)城(き)・大野城・基肄(きい)城などの古代の軍事施設が置かれたことや、太平洋戦争末期に福岡市にあった第16方面軍司令部を宮地岳東南麓の地下要塞に移転させたことなどから、この地が重要な歴史的役割を担ってきたことがわかります。

 このため、現在でも二日市を中心とした市域には、鉄道、高速道路、幹線道路などのライフラインが集中しており、これらの主要幹線には、古代官道(かんどう)や近世の街道など古道のルートと一致しているところが随所でみられます。これは、筑紫野市が《交通の要衝》と例えられる所以であり、歴史学的にみても《交通》が都市としての筑紫野市を紐解くキーワードであると言えるのではないでしょうか。

筑紫野市の上空から福岡市への展望
筑紫野市上空から福岡市方面を望む

福岡市上空から筑紫野市への展望
福岡市上空から筑紫野市方面を望む

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