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空からみた《条里》遺跡[立明寺・永岡]
筑紫野市には、古代の《条里》とよばれる方眼状の土地区画があちこちに残されています(写真は、筑紫野市立明寺から永岡付近。昭和23年米軍撮影航空写真。国土地理院所蔵)。条里とは、一町(ちょう)(約108メートル)四方の連続した土地区画を単位とする農地表示呼称です。現在、宅地化されている地域の道路や水路のなかには、この条里区画を踏襲した場所が数多く見られます。すなわち、空からしか見ることができない歴史遺産なのです。
昭和23年米軍撮影航空写真VV8PRS-R243-314CW-8MPR48〔国土地理院〕