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平等寺エヒメアヤメ(市天然記念物)[平等寺]

記事ID:0001769 更新日:2020年11月30日更新 印刷ページ表示

 エヒメアヤメ(Iris rossii Baker)は、中国地方、四国、九州、および朝鮮半島、中国東北部、中北部で、低山地に分布している多年草です。葉は長さ15センチメートルから20センチメートル。花は春から初夏に、径4センチメートル程のアヤメに似た紫色の花を咲かせます。別名『誰故草(たれゆえそう)』とも言われます。古くは市内の天山(あまやま)にも自生していたようですが、現在では平等寺だけになってしまいました。福岡県の稀(き)少(しょう)野生生物の一つで、絶滅危惧(きぐ)種となっている貴重なアヤメ科の植物です。

 エヒメアヤメは、かつて日本が中国大陸と陸続きであったことを証明する植物の一つと言われ、自生地は各所で天然記念物に指定されています。本市では平等寺地区の子どもを中心としたエヒメアヤメ保存会が大切に守り続けています。

『筑紫野の指定文化財』より

平等寺に自生するエヒメアヤメ
平等寺に自生するエヒメアヤメ

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