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長者の藤(市天然記念物)[武蔵]

記事ID:0001768 更新日:2020年11月30日更新 印刷ページ表示

 武(ぶ)蔵(ぞう)寺(じ)の境内に、ひときわ目をひく藤が繁茂しています。武蔵寺縁起によると、同寺の創建者と伝えられる藤(ふじ)原(わらの)虎麿(とらまろ)が
 「堂塔の盛衰は、この藤の栄枯にあらん」
と誓って植えたことから「長者の藤」といわれ、樹齢は700年以上とされています。

 慶応(けいおう)元(1865)年、太宰府に西下した東(ひがし)久世(くぜ)通禧(みちとみ)(五卿のひとり)が、咲きにおう長者の藤を題材に、祖先の華やかな時代を偲んで詠んだ
 「藤なみの はなになれつつ みやひとの むかしのいろに そてをそめけり」
の歌は、歌碑として山門横に建てられています。
 この藤は、武蔵寺の歴史を伝える貴重な樹木であることから、天然記念物に指定されました。

『筑紫野の指定文化財』より

長者の藤
長者の藤が花咲く様子

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