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観光情報板(日本語)
観光情報板(日本語)
二日市温泉
かつて大宰府政庁の官人や万葉の歌人も愛し、1300年以上の歴史がある二日市温泉。大宰帥(大宰府の長官)であった大伴旅人が二日市温泉で詠んだとされる歌一首が、万葉集に収録されています。また、『武蔵寺縁起』では、地元の有力者である藤原虎麿(虎麿長者)が娘の瑠璃子姫の病気を湯(二日市温泉)で治したと伝えられています。「博多の奥座敷」としても名高く、しっとりとしていて美肌の湯として定評があり、立ち寄り湯や宿泊できる温泉施設があります。
武蔵寺
飛鳥時代に創建され、九州最古の寺院とも言われています。平安時代の『梁塵秘抄』や『宇治拾遺物語』にも記録され、「むさしてら」、「湯寺」などの名で都にも知られていました。筑紫大宰帥、蘇我日向臣無耶志(身刺)が建立した般若寺と関連する寺が武蔵寺であるとも考えられています。『武蔵寺縁起』では、藤原虎麿(虎麿長者)が霊夢を得て創建したと伝えています。
天拝山
標高258m。大宰府に流された菅原道真公が、自らの無実を訴えるべく登頂し、天を拝した山として有名で、筑紫野市の歴史を語る上で欠かすことのできない山です。現在では、歴史散歩や森林浴の山として多くの方々に親しまれています。