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中東呼吸器症候群(MERS)感染に注意しましょう

記事ID:0003685 更新日:2021年3月17日更新 印刷ページ表示

中東呼吸器症候群(MERS)について

中東呼吸器症候群(MERS)は、2012年に初めて報告された新しい種類のコロナウイルスによる感染症です。
これまで、主として中東地域で患者が報告されているほか、アメリカ合衆国やヨーロッパ(イタリア、英国ほか)、アフリカ(アルジェリア、エジプト、チュニジア)のほか韓国でも、中東地域で感染した人(輸入症例)もしくはその患者と接触した人の感染が報告されています。

発生国へ渡航する人へ

  • 現地では、こまめに手を洗う、加熱が不十分な食品(未殺菌の乳や生肉など)や不衛生な状況で調理された料理をさけ、果物、野菜は食べる前によく洗う、といった一般的な衛生対策を心がけてください。
  • 咳やくしゃみの症状がある人や、動物(ラクダを含む)との接触は可能な限り避けましょう。
  • 咳、発熱などの症状がある場合は、他者との接触を最小限にするとともに、咳エチケット(マスクをする、咳・くしゃみの際はティッシュペーパーなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむける、使用したティッシュペーパーはごみ箱に捨て、手を洗うなど)を実行しましょう。

発生国から帰国した人へ

  • 帰国時に発熱や咳などの症状がある人は、空港内等の検疫所へご相談ください。
  • 帰国後14日以内に発熱や咳などの症状がある場合は、検疫所の指示に従って報告するとともに、筑紫保健福祉環境事務所(電話番号 092-513-5584)にご相談ください。

中東呼吸器症候群(MERS)に関する情報

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