【移動市長室とは】 市長が自ら各地域へ出向き、市内で活動する団体やグループと身近なテーマについて対話を行うことで市の情勢や市民のニーズを把握し、今後の市政に生かすことを目的としており、月1回程度実施する予定です。
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通算61回目となる移動市長室を開催しました。筑紫野経済同友会と懇談を行い、林田会長をはじめ、会員の皆様に出席していただきました。 筑紫野経済同友会は、昭和60年に設立し、平成28年3月31日現在の会員数は68人、商工業に関する諸問題の調査研究や会員の共通課題の研修とその実践を展開し、これらを通じて会員相互の向上と親睦を図り、地域経済の発展に寄与することを目的として活動されており、特に地域貢献の一環として始められた天拝公園周辺地域の「シャクナゲ谷」や「アジサイ園」などの整備活動にご尽力いただいています。 平成26年7月には、役員の皆様を中心とした移動市長室を行い、天拝公園や二日市温泉が観光資源として非常に重要であるという考えのもと活動されている様子や活用に対するさまざまなご提案を通して、市の地域活性化についての意見交換をさせていただいたところです。 今回の懇談では、会員の皆様を対象とし、私が、これからの筑紫野市の展望について、歩みや歴史も含めて思いを述べさせていただきました。古来より、人、物、情報が行きかう筑紫野の地は、古事記に「筑紫、身ひとつにして、面四つ」とあるように「つくし」は古代九州の総称であったことがうかがわれ、その中心的な存在でありました。豊かな自然や文化を生かしながら、「行財政改革、産業・雇用をつくる、生活をまもる、共助社会づくり、未来をつくる」の5つの政策を柱に、魅力あるまちづくりへの取り組みを推進していることなどを紹介させていただきました。 その後、市庁舎建設、地域コミュニティ、安全安心、天拝公園整備の取り組みについて、質疑応答を行い、参加の皆様と議論を深めることができました。 懇談の中でのご意見は、今後の市政に生かしてまいります。
【市長の一言】 本市の商工業を支える皆様方におかれましては、商工業に関する調査研究はもとより地域に密着した商店街づくりなど、地域の活性化に向け日々努力いただいていることをはじめ、多くの皆様によるシャクナゲ谷やアジサイ園などの整備活動に対しましても、改めて敬意を表しますとともに感謝申し上げるところでございます。 筑紫野市の展望について意見交換をさせていただいたことは、これからの市政に生かしてまいりますので、今後とも、本市の魅力あるまちづくりへの取り組みにご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 筑紫野経済同友会の皆様、本日はありがとうございました。
【議事録】 懇談会の議事録はこちらからご覧ください。(267kbyte)