通算22回目となる移動市長室を、東新町公民館で開催しました。東新町区の皆さまとシニアサロン活動をテーマに懇談を行い、林田区長をはじめ東新町シニアサロンの会員やボランティアスタッフ、計36人に出席していただきました。 東新町区は、筑紫野市の北西部、二日市東小学校付近の地域で、六地蔵や旧日田街道などの史跡を有する、人口1,485人の行政区です。また、65歳以上の高齢化率は17.98%(市の平均19.95%)となっています。(人口、高齢化率の数値は平成25年4月1日現在)
この日の移動市長室では、東新町シニアサロンのレクリエーションに参加し、サロン活動の一部を体験しました。社会福祉協議会の方が講師となり、座ったままでもできる、指先を使った手遊びや二人組で行うゲームなどを、会員の皆さんと一緒に行いました。 懇談では、高齢者の健康増進や引きこもりを無くすことを目的にサロンを設立された経緯や、月一回開催されている、講師を招いての健康講話や介護予防教室、レクリエーション、バスハイクなどさまざまな活動について解説してもらいました。また、バスハイクの際に社会福祉協議会から福祉バスをかりているが、席数が足りず全員が一度に参加できないといったことや、それに伴うバスの大型化などの要望がありました。会員の方からは、サロン活動に参加する経緯や活動体験とその感想などを話していただきました。 サロン活動のこと以外にも、市が購入した用地の利用方法や交差点の整備など、地域生活における課題や要望について意見交換を行いました。 懇談会でうかがった大切な提案や意見は、可能なものについては実施に向けて検討を進めるとともに、今後の市政に生かしてまいります。
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