【移動市長室とは】 市長が自ら各地域へ出向き、市内で活動する団体やグループと身近なテーマについて対話を行うことで市の情勢を把握し、今後の市政に生かすことを目的としており、月1回程度実施しています。
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第7回目となる移動市長室を市役所会議室で開催し、筑紫野市ごみ減量推進連絡協議会の皆さまと懇談しました。協議会からは、森田 陽子会長をはじめ総勢10人に出席していただきました。 この協議会は、「1人1日当たり100グラムのごみ減量をみんなでめざそう」という目標を掲げ、平成18年2月に発足したもので、市民・事業所・行政の66の賛同団体が参加しています。 この日の懇談では、啓発チラシの作成や、環境フェアでのフリーマーケットやエコバックの配布の取り組みなど、協議会の活動状況について、パワーポイントを用いた分かりやすいご説明をいただいた後、今後の課題などについて意見を交換しました。 懇談の中では、よりいっそうのごみ減量を目指すため、各事業所でのレジ袋削減の取り組みと、そのためには、筑紫野市単独ではなく、広域的な取り組みが必要であるという具体的な提言をいただきました。また、ゴミ袋の価格設定についてもっと啓発が必要なのではないかというご意見もありました。 懇談会でうかがった大切な提案や意見は、可能なものについては実施に向けて検討を進めるとともに、今後の市政に生かしてまいります。
【市長の一言】 平成17年に880グラムあった筑紫野市の1人1日あたりのごみ排出量は、平成22年には776グラムとなり、104グラムの減となりました。これは、協議会を通じて市民・事業所・行政が連携して取り組みを続けてきた成果であり、心からお礼を申し上げます。 この日の移動市長室は、さらなるごみの減量に向けた具体的なご提言をいただき、また、全体として穏やかな雰囲気ながらも、時として席を立ち上がっての熱弁をいただく場面もあり、皆さまの気持が迫ってくる非常に有意義なものとなりました。 今後とも、環境行政の推進に向け、皆さまの更なるご支援を賜りますようお願いいたします。
【左は、移動市長室冒頭での市長あいさつの動画です(※音声が出ます)】
【議事録】 懇談会の議事録はこちらからご覧ください。