【移動市長室とは】 市長が自ら各地域へ出向き、市内で活動する団体やグループと身近なテーマについて対話を行うことで市の情勢や市民のニーズを把握し、今後の市政に生かすことを目的としており、月1回程度実施する予定です。
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通算98回目となる移動市長室を、市内五中学校のPTA本部役員で構成されるさくらの会19人と行いました。各校の多岐にわたるPTA活動の中から、今回は地域との関わりに着目して報告をしていただきました。 二日市中学校では今年度、保護者や地域の人が一緒になって学ぶことで、同じ人権意識で子どもたちと関われるようにとの思いから、初めてPTA主催で人権研修会を開催しました。地域と一体となって子どもに向き合う大切さを改めて実感したそうです。 夏祭りなどのさまざまな地域行事に生徒がボランティアとして参加する天拝中学校。準備段階から関わるPTA本部役員の皆さんは「地域の人たちからの感謝の言葉や、子どもの楽しそうな笑顔が活動の原動力。地域と子どもをつなぐ役割ができているんじゃないかと思います」と言います。 筑紫野中学校は、友愛セールをはじめ、御笠や二日市東コミュニティの文化祭への参加や、地区懇談会の学校開催など、さまざまな形で地域と学校の交流が行われ、お互いに協力し合える信頼関係ができているそうです。 今年度の筑紫南コミュニティまつりの初日は筑紫野南中学校で開催され、PTAでは調整や運営の一部を担いました。また、PTAとして次世代育成部会主催のイベントにも参加。コミュニティ運営協議会と連携をしながら、地域の子どもたちの健全育成に取り組んでいます。 筑山中学校の伝統行事とも言える門松づくりやほうげんぎょうは、毎年地域、学校、保護者が集まり、和やかな雰囲気の中行われます。「笑顔の花を咲かせよう」を今年度活動スローガンに掲げる筑山中学校PTA。最近は子どもたちが笑顔で楽しそうだと言われることが増えたとの嬉しい報告がありました。 PTA会長経験者である藤田市長は、当時の経験談を踏まえつつ「子どもたちの成長は自分たちの宝です。皆で育てていきましょう」と熱く語りました。 PTAの皆さんからは、子どもたちを中心として、地域と助け合いながらPTA活動も地域活動も盛り上げていきたいと話がありました。
【市長の一言】 皆さん方の今日の話を聞いて、素晴らしい活動をされてあるなと懐かしく、またありがたく思いました。今、五中とも立派に生徒が育っています。それはこの五中のPTA役員の皆さん方が真剣になって子どものことを思って活動していただいている、そのことに尽きると、感謝に堪えないところでございます。 皆様には今後ともこの移動市長室をはじめ、中学生を含む地域の子どもたちの健全育成にご尽力を賜らんことを心からお願い申し上げます。
【移動市長室市長あいさつ動画】※音声が流れます。
【議事録】議事録 (451kbyte)