【移動市長室とは】 市長が自ら各地域へ出向き、市内で活動する団体やグループと身近なテーマについて対話を行うことで市の情勢や市民のニーズを把握し、今後の市政に生かすことを目的としており、月1回程度実施する予定です。
過去の「移動市長室」を見る
通算93回目となる移動市長室を、9月27日(金)に筑山中学校会議室で開催し、筑山中学校生徒会の役員9人と懇談を行いました。 筑山中学校は、生徒数が549人、校訓「自学・友愛・実践」のもと、生徒会を中心に執行部以下、各専門委員会、部活動など日々の活動を行っています。 第73期生徒会スローガンは「輝~仲間と向き合い、高め合う~」。一人ひとりが輝くために、仲間の気持ちを考え、お互いに切磋琢磨することを目標として設定されました。 筑山中では生徒の基本姿勢として「聴く・あ・じ・み・そ」を掲げています。「あじみそ」とは、あいさつ、時間を守る、身だしなみ、掃除の頭文字を取った言葉です。 これらを意識して、生徒会では、あいさつ運動やチャイム席の呼びかけ、無言清掃などに取り組んでいます。継続して活動したことにより、少しずつ成果が出てきたと報告がありました。 「世界一人権を大切にする学校」をめざし、その一環として行われているのが「KIZUKIの時間」です。これには、人権や平和について「気付く」、人権を大切にした学校を「築く」という二つの意味が込められています。人権・平和委員が中心となって学校と相談しながら企画を考え、発信しています。生徒も「人権や平和について考える時間が多く、筑山中の生徒でよかったと思います」と誇りを持っていました。 生徒会活動を通して自分が変わったと思うことを尋ねると、生徒からは、人前で自信を持って話せるようになった、言われてからでなく自分で先のことを考えて行動できるようになった、人に伝える力がついた、などの回答がありました。堂々と答える姿からは、生徒会活動を通して培ってきた自信が垣間見えるようでした。 最後に、市の取り組みについて説明しました。生徒会の皆さんからは、市長に対してや、市政に関する質問がありました。市長からは、市民の皆さんの声をよく聞くこと、財源を確保すること、そうしてやり遂げた事業で筑紫野市がよりよくなっていくことを目指しています、と回答しました。中学生の皆さんの若く、熱い意見をいただき、大変参考になりました。懇談の中での意見は、今後の市政に生かしていきます。
【市長の一言】 まず皆さんのあいさつの素晴らしさに驚きました。そして黒川生徒会長のもと、生徒会の皆さんが強い結束でまとまっていると感じました。 生徒会のスローガン「輝」を達成していくため、今後とも生徒会が中心となって活動されること、そして皆さんのその誇りを後輩へと引き継いでいただき、今以上に活発な生徒会活動へ発展していくことを心から期待しています。 私自身も皆さんに負けない熱い心、「輝」を持ってこれからの市政に取り組んでいきたいと思います。
【移動市長室市長あいさつ動画】※音声が流れます。
【議事録】議事録 (335kbyte)