犬や猫はマナーを守って飼いましょう
犬や猫を飼うときは、社会のルールとマナーを守り最後まで愛情と責任を持って飼いましょう。
犬を飼っている方に守ってほしいこと
1 犬は責任を持って終生飼育をしましょう。
犬も大切な家族です。最後までしっかり面倒をみましょう。
2 放し飼いは絶対にやめましょう。
福岡県の条例により、犬を放すことは禁止されています。敷地内でつなぐか、逃走しないように柵内などでかいましょう。
また、散歩のときは、必ずリード(引き綱)をつけましょう。
3 散歩中にしたフンは持ち帰りましょう。
子どもが遊ぶ公園の砂場や道路に落ちているフンは、とても不衛生です。
散歩するときは、フンを拾うための道具を持って、途中でフンをしてしまった場合は、必ず拾って持ち帰りましょう。
4 周辺地域の住民や環境に配慮しましょう。
鳴き声や臭いなどで地域に迷惑をかけないよう、適正なしつけを行い、衛生的な飼育環境を整えましょう。
※ 新しく犬を飼いはじめたときは、犬の登録(生涯1度)と狂犬病予防注射が必要です。(狂犬病予防法)
猫を飼っている方に守ってほしいこと
1 室内で飼育しましょう。
室内で飼うことで、周囲に迷惑をかけないだけでなく、事故や感染症から守り、迷子防止につながります。
2 不妊去勢手術を行いましょう。
猫は、年に2回から3回出産をします。手術をして過剰繁殖を防ぎましょう。
3 迷子札をつけましょう。
事故などで動けなくなった猫は、飼い主の判明が難しくなります。
自分の飼い猫に責任を持つため迷子札やマイクロチップなどの飼い主がわかる標識をつけましょう。
4 絶対に捨てないでください。
猫を捨てることは、犯罪です。やむを得ず飼うことができなくなった場合は、新たな飼い主を見つけるように努力してください。
5 最後まで責任を持って飼いましょう。
猫は、15から20年くらいの寿命があります。病気をしたから、ケガをしているからといって飼育放棄をせずに最後まで責任を持って飼いましょう。
すべての犬は登録と狂犬病予防注射が必要です。
登録は犬の生涯に1回必要です。(狂犬病予防法)
登録が必要な犬
- 生後91日以上の犬
- 市外から転入した犬
- 他人から譲り受けた犬で未登録の犬
登録手数料
※市外から転入した人で、鑑札がある人は無料です。
※ 登録は狂犬病予防注射が済んだ後、証明書を持参して市役所で行うか、狂犬病予防注射を受ける場合に登録の手続きもできる動物病院がありますので、そちらで行ってください。
(病院は環境課にお尋ねください。)
また、犬が死亡した時や犬の所在地、所有者が変わった時は市役所へすみやかに届け出てください。
狂犬病予防注射は毎年1回必要です。
集団予防注射で受ける。
市では毎年春に狂犬病予防集団注射を各地区の公民館などで実施しています。
どの会場でも受けられますので最寄の会場で受けてください。
登録済の犬は案内のハガキをお出ししますので問診に答えて持参してください。
料金
合計 3,150円
動物病院で受ける。
春の集団予防注射を受けられなかった犬や新規の犬は動物病院で受けてください。
料金が違いますので動物病院で確認のうえ受けてください。
周りの方に迷惑をかけないため、社会のルールとマナー
放し飼いはやめましょう。
犬は常にけい留(つなぐかおり等に入れる)すること。
どんなにおとなしい犬でも、嫌いな人にとっては恐いものです。
犬を屋外で飼う場合、安全な場所に鎖などでしっかりつなぐか、囲いの中で飼ってください。
犬は人間が予期せぬ行動をとることがあるため、散歩中は引き綱を短めに持ち、人が近づいたら足元に引き寄せるような気づかいが必要です。
放していると、首輪が付いていても捕獲されることがあります。
※万が一、飼い犬が人をかんだ時は筑紫保健福祉環境事務所に届け出てください。
筑紫保健福祉環境事務所 保健衛生課(電話番号 513-5599)
野犬の相談は?
野犬は筑紫保健福祉環境事務所の捕獲員が捕獲します。
よく見かける場所や首輪のあるなし、毛色など犬の特徴をお知らせください。
連絡先 筑紫保健福祉環境事務所 保健衛生課(電話番号 513-5599)
フンの始末は飼い主の責任です。
犬や猫を運動させる時にフンをした場合は、飼い主が直ちに片づけ持ち帰りましょう。
筑紫野市では犬猫のフンは可燃物の袋(緑色)でごみとして出すことができます。
また、おしっこについても水をかけるなどの配慮をお願いします。
正しく「しつけ」をしましょう。
犬も猫もしつけがゆきとどいていれば、他人に迷惑や危害を及ぼすことが少なくなります。散歩中に拾い食いをさせない「食事のしつけ」、むだ吠えをさせない、人に向かわせない、噛みつかせない等の「人に迷惑をかけないしつけ」、待て、よし、だめ、来い、排泄などの「生活のしつけ」を根気よく行いましょう。
繁殖の制限に努めましょう。
犬や猫は一度にたくさんの子を産みます。
子犬や子猫はとてもかわいいものですが、すべての子を育てたり、もらい手を見つけることは大変です。
すべての子を最後まで面倒をみる自信がないのなら、不妊手術やその他の措置をとり繁殖の制限に努めましょう。
無責任なエサやりはやめましょう。
最近、のら猫にエサを与えているだけという人についての苦情が増えています。
動物をかわいがることはいいことですが、しつけをしていないため他人の家にフンや尿をしたり、ごみ袋を食い破ったり、子猫が生まれてさらに迷惑をかけるようになるおそれがあります。
フンの片づけや繁殖制限ができない場合は、無責任にエサを与えるのはやめましょう。(エサを与えていると飼い主とみなされます。)
捨ててはいけません。
動物は可能な限り終生飼養しなければなりません。 やむを得ず飼えなくなった場合は新しい飼い主を見つけましょう。
どうしても見つからない場合は筑紫保健福祉環境事務所に引取りを依頼しましょう。
かわいそうだからと捨てると恐ろしい野犬になったり、ごみ袋を食い荒らしたり、フンや尿で付近住民に迷惑をかけることになります。
問い合わせ先
筑紫保健福祉環境事務所 保健衛生課(電話番号 513-5599)
筑紫野市環境課