【移動市長室とは】 市長が自ら各地域へ出向き、市内で活動する団体やグループと身近なテーマについて対話を行うことで市の情勢や市民のニーズを把握し、今後の市政に生かすことを目的としており、月1回程度実施する予定です。
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通算64回目となる移動市長室を開催しました。おはなしどんどんと懇談を行い、前田代表をはじめ、各構成団体の代表・会員の皆様11人に出席していただきました。 おはなしどんどんは、市民図書館で、読み聞かせやお話、人形劇などを通して、子どもたちに読書の楽しさを伝えるために集まった5つの読書ボランティア団体の総称で、平成13年に活動を開始し、年2~3回のイベントを実施してきました。また、それぞれの構成団体は、市民図書館のほか、いろいろな地域での読書ボランティアとして活動をしています。 懇談では、各団体の活動について、実演を交えた紹介を受けました。 「金のすず」は、会員数12人で、0歳~2歳または幼児以上を対象に、本と人を結びつけるをモットーに、読み聞かせ・語りを得意ジャンルとし、市民図書館・筑紫コミュニティセンター・若江公民館で活動しています。 「筑紫野ブックトークエンジョイ会」は、会員数6人で、幼稚園年長くらいから大人までを対象に、語りかけながら読んでみたい本が見つかるように本の内容が分かりやすいように話しかけていくことを大切に、要望に応じて市民図書館・公民館・小中学校で活動しています。 「赤ちゃんとえほんの会 まんまる」は、会員数5人で、0歳~2歳を対象に、絵本とわらべうたの世界を赤ちゃん親子と読み手が一緒になって楽しむことをモットーに、市民図書館・筑紫南コミュニティセンターで活動しています。 「おはなしの会 ぽん太」は、会員数12人で、乳幼児を対象に、参加している親子とともに絵本の世界を楽しむことや滑舌・イントネーションを大切しながら、読み聞かせや絵本と音楽のリズムを得意ジャンルとし、市民図書館・山家幼稚園で活動しています。 「人形劇団 むくむく」は、会員数3人で、子どもたちに手づくりであたたかさのある人形劇を見てもらい、やさしい心を育てていきたいということをモットーに、依頼を受けて市内や近隣の幼稚園や公民館などで公演をしています。 「おはなしどんどん」としては、もっと多くの皆さんに図書館に親しんでもらい、本を好きになってもらいたいとそれぞれの団体の特徴を生かしたイベントを行っていること、平成28年度は市民図書館主催講演会のうち、7月に夏のおたのしみ会・12月に冬のおたのしみ会を担当して開催、80人から100人を超える親子連れの参加により大変にぎわったこと、近年は母親だけでなく父親の参加も見られるようになっていることなどの報告を受けました。 その後、小中学校の図書室や乳幼児向け図書の充実、マタニティ時期への読み聞かせの取り組みなど、活動を通じて感じてこられた課題や思いなどについて意見交換を行いました。 懇談の中での提案や意見は、可能なものについては実施に向けて検討を進めるとともに、今後の市政に生かしてまいります。
【市長の一言】 長い年月をかけて研修や実践により積み上げてこられた、それぞれの団体のすばらしい活動を聞かせていただきました。お話を聞いていて引き込まれましたし、心が洗われるようで、すごいなと感心しました。 子どもたちへの読書推進にご尽力をいただいている皆さん方の、その現場からのご質問やご意見をいただいたことは、非常に実のあるものでした。活性化につながるよう市も努力をしてまいりたいと思います。 おはなしどんどんの皆様、本当に今日はありがとうございました。また今後ともよろしくお願いします。
【議事録】 懇談会の議事録はこちらからご覧ください。(251kbyte)