【移動市長室とは】 市長が自ら各地域へ出向き、市内で活動する団体やグループと身近なテーマについて対話を行うことで市の情勢を把握し、今後の市政に生かすことを目的としており、月1回程度実施しています。
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第6回目となる移動市長室を御笠コミュニティセンターにて開催し、御笠振興会との懇談を行いました。 御笠振興会は、昭和44年に会を発足されて以来、今日まで御笠地区の発展と幸福を願われ、住みやすい、住み続けたい地域にするための事業活動を行っています。 懇談では、安全防犯・自然環境・文化遺産・地産地消の4部会の活動のほか、新米フェア・みかさの朝市・市民文化祭・自主制作映画『宝満山の恵み』などの主な全体活動の状況について、パネル展示なども活用しながら熱心な説明をいただきました。 また、森木会長からは、宝満山の遺跡の公的活用と保存に関する取り組みについてのご意見もいただきました。この件については、平成23年6月議会において、「宝満山の遺跡の公的活用と保存に関する請願」が採択されており、国指定に向けて県や太宰府市とも協議を行うなど連携した取り組みを行っています。 懇談会でうかがった大切な提案や意見は、可能なものについては実施に向けて検討を進めるとともに、今後の市政に生かしてまいります。
【市長の一言】 長時間にわたる懇談の中、御笠地区のまちづくりに向けた話を直接にお聞ききし、御笠振興会の皆さま方の熱い思いが伝わってまいりました。 御笠地区は、宝満山をはじめとする山々に抱かれ、宝満川を主流とする清らかな水に恵まれた山紫水明の地です。その豊かな自然を護り、また、防犯・史跡保存・農業の振興・地産地消の推進など、御笠地区の振興のために御笠振興会の皆さまが大変なご苦労をいただいていることに、心からの敬意と感謝を申し上げます。 いずれの活動についてもそれぞれ課題はあるとのことですが、遊歩道の保全整備・散策道の整備強化・「みかさの朝市」等の計画的な開催など、課題の解決に向け、自分達の今後の方向性をはっきりと持っておられることに感服しました。 今後とも、市政全般にわたりまして、今まで同様にご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。
【議事録】 懇談会の議事録はこちらからご覧ください。