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和銅八年のヘラ描き文字を持つ須恵器(二日市中央)
更新日: 2009年4月20日
和銅八年のヘラ描き文字を持つ須恵器(二日市中央)
大宰府条坊跡の推定羅城門に近い場所で、「
和銅
(
わどう
)
」の年号をヘラ描きした須恵器の破片が見つかりました。これは大ガメの口の部分で、和銅8年は西暦の715年にあたり、9月に
霊亀
(
れいき
)
元年に改元されています。
年号の上にはもう一文字あってカメを表す「ミカ」(瓦偏に長)と見られる文字が刻まれていることからみて、古代の「
調
(
ちょう
)
」(地域の特産物が納められた)として筑前国で生産された器物であることがわかります。和銅の年号を持つ須恵器は、大野城市牛頸にあるハセムシ窯跡群からもみつかっています。
西海道の調は、大宰府を経由して都へ送られており、窯から大宰府へ運ばれる際に何らかの事情で投棄されたものと考えられます。
写真 和銅八年のヘラ書き須恵器
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