インフルエンザウイルスは主に鳥類に感染します。それを「鳥インフルエンザウイルス」といい、そのなかでも重篤な症状をきたすものを「高病原性鳥インフルエンザウイルス」といいます。 高病原性鳥インフルエンザウイルスは、通常はヒトに感染しませんが、これまでヒトに感染しなかったインフルエンザウイルスが人に感染、さらにヒトからヒトへと感染できるように変異したもので、このウイルスに感染して起こる疾患が新型インフルエンザです。 現在、東南アジアを中心にヒトの高病原性鳥インフルエンザの発症が確認されており、新型インフルエンザの発生が懸念されています。 このウイルスに対し、ヒトは免疫を持っていないため、ヒトからヒトへと容易に感染し大流行を引き起こします。また、未知のウイルスのため症状やその程度を予測することが難しく、ワクチンも存在しません。ワクチンの完成には、新型インフルエンザ発生から最短でも6ヶ月かかるといわれています。