水質検査計画
平素は、筑紫野市の水道をご利用いただきありがとうございます。
このたび、本市では、次のように水質検査計画を作成しましたので、お知らせします。
平成23年度 筑紫野市水質検査計画
1.基本方針
水道水が水質基準に適合し、安全であることを保証するために、以下の方針で水質検査を行います。
(1)検査地点
水道法で義務づけられている水道水の検査を給水栓(蛇口の水)で行います。
その他、浄水場の浄水(浄水場の出口の水)及び原水(浄水場の入り口の水)で検査を行います。
(2)検査項目
検査項目は水道法で義務づけられた水質基準項目と水質管理上留意すべきとされている水質管理目標設定項目及び独自の項目とします。
(3)検査頻度
水道法に基づく色及び濁り並びに消毒の残留効果に関する検査については、給水栓で毎日行います。
水質基準項目の検査は、概ね月1回以上行うこととされている項目については、月1回、その他の項目は、概ね3ヶ月に1回とします。
2.水道事業の概要
筑紫野市の水道は、水呑ダム、常松浄水場での取水を水源としています。この水源だけでは必要な水量が満たされないため、残りの水量については山神水道企業団と福岡地区水道企業団から浄水を受水しています。
(1)給水状況
筑紫野市の給水状況は、下表のとおりになっています。
| 区分 |
内容 |
| 給水区域 | 20.86平方キロメートル | (平成22年3月現在) |
| 給水人口 | 80,849 人 | (平成22年3月現在) |
| 一日最大給水量 | 22,727立方メートル | (平成21年度実績) |
| 一日平均給水量 | 20,723立方メートル | (平成21年度実績) |
(2)筑紫野市の浄水場施設の概要
筑紫野市には下記の2ヶ所の浄水場があります。
| 浄水場名 |
山口浄水場 | 常松浄水場 |
| 稼動年月 |
昭和35年4月 | 平成9年2月 |
| 水源 |
水呑ダム | 地下水 |
| 浄水能力 |
4,000立方メートル | 5,900立方メートル |
| 主な浄水処理方式 |
緩速ろ過方式 | 急速ろ過方式 |
| 主な浄水使用薬品 |
次亜塩素酸ソーダ | 次亜塩素酸ソーダ ポリ塩化アルミニウム 苛性ソーダ |
3.原水及び水道水の状況
(1)原水(浄水場入り口)
浄水場ごとに留意すべき対象項目及び対処方法
| 浄水場 |
水源 |
留意すべき対象事項 |
対処方法 |
| 山口浄水場 | 水呑ダム | 降雨による濁水(濁度) | 取水口の変更 |
| 常松浄水場 | 地下水 | 降雨による濁水(濁度) | 地下水の変更 |
(2)水道水の状況
水道水は水質基準を全て満足しており、安全で良質な水をお届けしております。
4.定期的な水質検査の項目及び頻度
(1)毎日検査
色及び濁り並びに消毒の残留効果(遊離残留塩素)の検査は、水道法に基づき1日1回の検査を行います。
(2)水質基準項目の検査(50項目)
(ア)1ヶ月に1回の検査項目
次の13項目(理化学及び細菌)及び原水のカビ臭項目については1ヶ月に1回の検査を行います。
[理化学及び細菌項目]
一般細菌、大腸菌、硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素、鉄及びその化合物、マンガン及びその化合物、塩化物イオン、硬度(カルシウム,マグネシウム等)、有機物(全有機物(TOC)の量)、pH値、味、臭気、色度、濁度
(イ)概ね3ヶ月に1回の検査項目
概ね3ヶ月に1回、下記の50項目(全項目)の検査を行います。
[全項目]
一般細菌、大腸菌、カドミウム及びその化合物、水銀及びその化合物、セ レン及びその化合物、鉛及びその化合物、ヒ素及びその化合物、六価クロム化合物、シアン化物イオン及び塩化シアン、硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素、フッ素及びその化合物、ホウ素及びその化合物、四塩化炭素、1,4‐ジオキサン、シス‐1,2‐ジクロロエチレン及びトランス‐1,2‐ジクロロエチレン、ジクロロメ タン、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、ベンゼン、塩素酸、クロロ酢酸、クロロホルム、ジクロロ酢酸、ジブロモクロロメタン、臭素酸、総トリハロメタン、トリクロロ酢酸、ブロモジクロロメタン、ブロモホルム、ホルムアルデヒド、亜鉛及びその化合物、アルミニウム及びその化合物、鉄及びその化合物、銅及びその化合物、ナトリウム及びその化合物、マンガン及びその化合物、塩化物イオン、硬度(カルシウム,マグネシウム等)、蒸発残留物、陰イオン界面活性剤、ジェオスミン、2‐メチルイソボルネオール、非イオン界面活性剤、フェノール類、有機物(全有機物(TOC)の量)、pH値、味、臭気、色度、濁度
(3)その他
水質基準とするに至らないが、水道水中での検出の可能性があるなど、水質管理上留意すべき項目として設定された水質管理目標設定項目については、水質基準に準じ、下記の項目について水質検査(年に1回)を行います。その他、原水の監視のため、独自の項目としてクリプトスポリジウムの水質検査(年に一回)を行います。
[水質管理目標設定項目]
アンチモン及びその化合物、ウラン及びその化合物、ニッケル及びその化合物、亜硝酸態窒素、1,2‐ジクロロエタン、トルエン、フタル酸ジ(2‐エチルヘキシル)、ジクロロアセトニトリル、抱水クロラール、農薬類、残留塩素、硬度(カルシウム,マグネシウム等)、マンガン及びその化合物、遊離炭酸、1,1,1‐トリクロロエタン、メチル‐t‐ブチルエーテル、有機物等、臭気強度、蒸発残留物、濁度、pH値、腐食性(ランゲリア指数)、1,1-ジクロロエチレン、アルミニウム
5.水質検査の地点
(1)毎日検査については、水源、配水系統別を考慮して概ね市内20ヶ所の給水栓で検査を行います。
(2)水質基準項目についても、毎日検査と同様、水源、配水系統を考慮して概ね市内10ヶ所の給水栓で実施します。
6.臨時の水質検査
水道水が水質基準に適合しないおそれがある次のような場合には、臨時の水質検査を行います。
1)水源の水質が著しく悪化したとき
2)水源に異常があったとき
3)水源付近、給水区域及びその周辺等において消化器系感染症が流行しているとき
4)浄水過程に異常があったとき
5)その他特に必要があると認められたとき
7.水質検査の方法
毎日検査については本市の自己検査とし、水質基準項目及びその他の水質検査は水道法20条3項に定める「厚生労働大臣の登録を受けた者」である福岡地区水道企業団水質センターに委託しています。
8.水質検査計画及び結果の公表について
水質検査計画は毎事業年度の開始前に作成し、筑紫野市上下水道部工務課で閲覧できるほか、本市のホームページにも掲載します。
主要な水質検査結果については、水質年報を作成してホームページに掲載します。
9.水質検査結果の評価について
水質検査結果をもとに、必要があれば検査計画を見直していきます。
10.水質検査の精度と信頼性保証について
水質検査結果の信頼性を確保するために水質検査を委託している福岡地区水道企業団水質センターに毎年の内部精度管理の公表をお願いしています。
11.関係者との連携
筑紫野市上下水道部では、山神水道企業団と福岡地区水道企業団からの浄水を受水しているため、これら関係機関と連絡を密にし、水質異常に即応できるよう体制を整えています。